コストコの客離れが起きているのに調子がいい理由
コストコは以前のような「安さ」のイメージが薄れ、客離れが進んでいるという見方もありますが、全体としては業績を伸ばし続けています。その不思議な現象の裏側にあるビジネスモデルと現状を解説します。
コストコの現状とビジネスモデルの秘密
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「テーマパーク」のような存在:
ディズニーランドと同様、リピート頻度が低くても(数年に1度など)、全国の数少ない店舗に多くの人が集まるため、常に混雑している。 -
年会費が利益の約8割:
コストコの日本企業の利益の約80%は、ゴールドスター会員(5280円)やエグゼクティブ会員(1万560円)の「年会費」から得ている。安定収入であり、一種の「サブスクリプション」モデル。 -
「安さ」のイメージの変化:
円安による輸入コストの上昇や、人件費、建築コストの増加により、以前ほど「安さ」を感じなくなったという声が増え、離れていく客もいる。他のスーパーの方が安いケースもある。 -
元を取る強力な方法:
コストコのガソリンスタンドは非常に安く、定期的に利用すれば年会費の元が取れる。 -
デメリットを解消する「再販店」:
地方やビッグサイズ、混雑といったコストコのデメリットを解消するため、個人商店などが仕入れて小分け販売する「コストコ再販店」が全国に急増している。
まとめ:
コストコは、単なる「スーパー」ではなく、年会費を主軸とした強力な「サブスクビジネス」と、車で飛ばして行く「テーマパーク性」を組み合わせた、独自のビジネスモデルで成功しています。安さのイメージは薄れつつも、まだ成長を続けていると言えます。


