7/13(土曜日)のヨドバシカメラ梅田店ウォッチング:またも気になるポスターが登場していました
恒例の、土曜日のヨドバシカメラ梅田店の格安SIMコーナーウォッチング
キャンペーンに大きな変化はありませんでした
気になったキャンペーンポスター
誤解を招きやすいキャンペーンポスターです
ウワッ!、1円になるんだ!と思いませんか
これは7月末まで、新登場した最新端末の107,870円のOPPO Reno 10✗Zoomが1円になるというキャンペーンです
今回もIIJmioのポスターです
IIJmioは契約してわかったことですが通信速度がチョー遅いのでオススメしません
7/31に計測したところ改善されていました
下り:29.7Mbps
上り:9.93Mbps
よかったです
過去の研究でわかっていることは、1円というのは契約時点での支払いが1円ということで、実際に1円になるわけではありません
このからくりを説明します
SIM契約を前提に本体価格を分割払いにして、その月額料金から割引をするというアシスト割という仕組みです
ポスターによると
アシストオプション:4,320円✕24ヶ月=103,680円
アシストオプション割:918円✕24ヶ月=22,032円
結局本体価格は103,680円ー22,032円=81,648円だということです
わかりやすく書き換えるとこうなると思われます
OPPO Reno 10✗Zoomの価格を81,648円にします
それを24ヶ月の分割払いにします
それにSIM契約料金を加えて毎月の支払額は1年目が4,698円、2年目から5,130円になります
本日の支払いは1円で済みます
参考:Amazon価格
IIJmioの評判
大局的に見ると三大キャリアのポスターはほとんどこのような表現だと思います
一括ゼロ円だとか端末の大幅割引のポスターも、実際に詳しく聞けば色々なオプションの条件がついていて実際はそんな話ではないということです
問題は、契約しようとしている途中で安くはないんだと気がついた時点で契約をやめられるかということです
気が弱いとそんなもんだと諦めて高額の契約をする場合もあるでしょうし、途中で気がついてもやめさせてくれないケースもあるでしょう
その結果、あとで家族や友人が一緒に来て「騙された」などのクレームがあるという話があります
最近聞いた話ですが、大手のスマホ販売店の中で関わる人が3名いるということです
- ヘルプする人(ここでは宣伝する人)ー①
- 契約を担当する人ー②
- 売上げに責任を持つ人ー③
ネット上の記事では、この三者の利害関係の違いで②の契約担当者が精神を病んだり会社をやめるという話です
詳しくはこちらを参考にしてください
一般的には限られた時間でたくさんのポスターを細かいところまで読んで正確に理解することは難しいと思います
たしかにIIJmioも三大キャリアと同じでなんの問題があるの?という見方もあるでしょう
でも気がついている方々に対してはこのような紛らわしいポスターは好感度を下げる気がしています
その他のキャンペーン
本日のキャンペーンポスターです
まとめ
すこし重い記事だったので投稿するのが遅れました
ヨドバシカメラ梅田店は担当者教育が素晴らしくて日本でNo.1ではないかと思っています
そういうファンの立場から苦言を投稿しました
IIJmio以外の他の格安SIMコーナーのほとんどのポスターはそこまで誤解を生むような表現はないと思います