高圧線と電磁波公害

内容紹介

高圧線と小児癌発生の因果関係を実証したカロリンスカ研究所報告を全文収録するとともに、日本の電磁波公害に対する遅れた現状を明らかにする。

要旨

本書は、小児がん発生率の増加を実証した、スウェーデン、カロリンスカ研究所での疫学調査報告を全文収録。日本の高圧送電線下の電磁波公害に対するあまりにも遅れた現状を明らかにするとともに、各地でのとり組みを報告する。最新データを大幅増補。

内容

第1部 高圧線・電磁波公害の実態(高圧線問題とは何か
電磁波の危険性;電磁波の人体に及ぼす影響 ほか)
第2部 送電線とたたかう(電力会社とたたかう消費者運動
土地収用法発動とたたかう地権者と住民;鉄塔が建ってから)
第3部 実証された健康破壊(資料 カロリンスカ研究所報告書
カロリンスカ報告の意味するもの

資料 スウェーデンの「慎重なる回避」政策:利益と損失の分析)



タイトル 高圧線と電磁波公害
著者名 高圧線問題全国ネットワーク/編
版表示 増補改訂版
出版者 東京:緑風出版
出版年 1997.7