「偏食」のすすめ(荒木裕 博士)

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「偏食」のすすめ
医学博士、荒木ひろし氏の著書「ガンを自宅の食事で治す方法」からの抜粋です

 

「偏食」が健康な体を作る!?〜炭水化物は脳を狂わせる麻薬〜

1. 「健康な体は食事が作る」という共通認識と問題点

健康に良いとされている食事が、実は病気を招いている可能性がある。

一般的な「栄養バランスを考えて何でも食べる」という考え方を見直す。

2. 健康を作るための「偏食」の提唱

「好きなもの」だけではなく、「体に良いもの」だけを食べる「健康偏食」を推奨。

「好きなものでも避けるべきもの」「嫌いなものでも食べるべきもの」がある。

3. 「健康偏食」の最重要ポイント

炭水化物と野菜は一切摂らない。

肉、魚、卵を積極的に食べる。

この食事療法は、癌だけでなく糖尿病などの生活習慣病にも有効とされる。

4. 炭水化物(糖質)は脳を狂わせる麻薬

糖質は癌を増殖させるため、摂取しないべきと繰り返し強調。

「少しなら」「体を動かせば消費できる」「脳のエネルギー源だから必要」といった炭水化物への未練や誤解が多い。

5. 糖質は必須栄養素ではない

必須栄養素はアミノ酸と脂肪酸のみ。

体が必要とする最低限の糖は、食べ物から摂らずとも体内で生成可能。

糖質はなくても良いものであり、摂取すると低血糖や細胞のガン化を引き起こす「毒」である。

6. 糖質摂取と低血糖症状のメカニズム

炭水化物摂取 → 血糖値上昇 → 大量のインスリン分泌 → 一時的な低血糖症状。

低血糖症状は糖質不足ではなく、糖質の過剰摂取が原因。

低血糖時にすぐに甘いものを摂るのは逆効果であり、糖尿病を招く。

7. 断糖は「オール・オア・ナッシング」

癌化やミトコンドリアの故障を防ぐため、「少しだけ」「健康レベルに応じて」ではなく、一切糖質を摂らないことが重要。

8. 人が断糖に抵抗する理由=「糖中毒」

幼少期からの食習慣により、多くの人が**「糖中毒」**に陥っている。

「甘い=おいしい」という構図から生まれる幸福感を求め、糖質への依存が生まれる。

お腹がいっぱいでも「食後のデザート」や「飲んだ後のラーメン」を欲するのは、脳が糖に支配されている証拠。

9. 断糖の実践と効果

著者は30年前に「断糖宣言」を1年間実践し、風邪をひかない健康な体を手に入れた。

断糖に慣れると、糖質への感受性が高まり、うっかり摂取すると体調が悪くなるため、自然と食べたくなくなる。

癌予防や改善を望むなら、今すぐに「断糖宣言」を実践することが健康な人生への扉を開く。