携帯電話亡国論 -携帯電話基地局の電磁波「健康」汚染-

内容紹介

ひどい耳鳴り、めまい、頭痛、不整脈…。電磁波汚染がわれわれの全生活を包囲している! 日本各地で実際に起こった電磁波による健康被害や携帯電話基地局の撤去運動を紹介する。『環』掲載を書籍化。

著者紹介

大分県生まれ。ノンフィクションライター。著書に「あらかい健康キャンプ村」「見えない汚染「電磁波」から身を守る」など。

要旨

ひどい耳鳴り、めまい、頭痛、不整脈、不眠、鼻血…電磁波汚染がわれわれの全生活を包囲している。国民1人に1台以上(普及率108.0%)、爆発的に普及する“ケータイ”“スマホ”。その基地局はマンションの上、幼稚園や小中学校の近くにも増えつづける。町じゅう、駅なか、家庭の“無線LAN”アクセスポイント、“モバイルの基地局”、そして全国で“スマートメーター”(電気使用量を電磁波で送信)導入が決定。「圏外」のない生活=便利!?四六時中電磁波にさらされ、健康が冒されている。

内容

序章 携帯電話・基地局の電磁波に「発がんの可能性あり」

第1章 自宅のあるマンションの上に基地局ができた-八年間にわたる壮絶な電磁波被曝

第2章 隣のマンションの上に基地局ができた-日本初の「健康被害」を問う延岡大貫訴訟

第3章 近くの山の上に基地局ができた-急死者が頻発する電磁波濃密汚染地区

第4章 学校の近くに基地局ができた-「体がだるい」「めまい」に悩む小学生

第5章 住宅地のなかに基地局ができた-住民運動は「強力な手段」「信じるに足るもの」