ベゼルレスなスマホたちの紹介−2:完全版OPPO社の「Find X」
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ベゼル(Bezel)というのは「枠(わく)」「縁(ふち)」のことです
ここが小さく(狭く)なって来ているのがトレンドです
比較
AppleのiPhoneX(テン)とiPhone8Plusの比較です
ベゼル幅の差が歴然としています
上端は前面カメラ、下端は指紋認証システムのためにベゼル(枠)が太かったのです
認証システム
iPhoneXは指紋認証の代わりに顔認証システムを採用しました
これで下端の指紋認証システムをなくしてベゼルを狭くしました
前面カメラで顔を認証するシステムです
ところが、これはマスクをしていると認証できないというので機種変更した、という話が出てきています
Android機種では指紋認証システムを残し場所を背面や側面に移動しました
これはとても便利です
スマホを持った時点で同時に認証が始まるからです
前面カメラ
問題は前面カメラです
カメラの部分だけはスペースが必要です
この部分をノッチ(くぼみ・切り欠き)と呼びますが、前面カメラ部分だけはノッチが必要でした
スライド式前面カメラ
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で、Vivo NEXというカメラだけが飛び出るスマホを紹介しました
今回登場したのは、OPPO社の最新モデル「Find X」です
上端にベゼルがありません
しくみはスマホ上部が電動で移動してカメラが登場します
来るところまで来たという感じですね
まとめ
ベゼルレススマホは手動で移動するタイプも含めて廉価版にも登場してくることでしょう
ベゼルが狭くなると太いベゼルが気になってくるように、ノッチレスが登場するとノッチが気になって来るのでしょうか
現状は、ノッチはあまり気になっていません
問題点
- 機械部分は故障の確率が上がる(耐久性、ホコリ・ゴミ等)
- 落下時に破損しやすい
- 自動化によるコストアップ
- 時間遅れ
ここまでリスクを犯して完全ベゼルレスにする必要があるか疑問です
指紋認証システムもVivo社から前面の液晶システムの中に埋め込むタイプが登場しています
中国勢の開発技術力に脱帽します
Apple社大丈夫でしょうか