川崎市にある有名中学校の入試問題(算数・数学的思考力を問う問題)

## 【第1問】洗足学園中学校

**テーマ:約束記号と数の規則性**

> **【問題】**
> 2以上の整数Aに対して、[A]は「Aを割り切ることができるA未満の整数のうち、最も大きいもの」を表すこととします。
> 例えば、[6] = 3(6を割り切る6未満の数は1, 2, 3なので最大は3)、[7] = 1(7を割り切る7未満の数は1だけなので最大は1)となります。
> このとき、[A] = 13 となるような整数Aは全部でいくつありますか。

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**【答え】 6個**

* **考え方:**
[A] = 13 ということは、「A未満でAを割り切る最大の数」が13ということです。
これは、Aを一番小さな整数(ただし1以外)で割ったときの答えが13になるという意味になります。
つまり、「A ÷ 割る数 = 13」となるので、Aは「13 × 割る数」の形で表せる数です。
* **条件の絞り込み:**
ただし、割る数が13より大きくなってしまうと、最大の約数が13ではなくなってしまいます。そのため、かける数は「13以下の素数(2, 3, 5, 7, 11, 13)」に限られます。
* **実際のAの値:**
* 13 × 2 = 26
* 13 × 3 = 39
* 13 × 5 = 65
* 13 × 7 = 91
* 13 × 11 = 143
* 13 × 13 = 169

これらすべてのパターンで条件を満たすため、答えは 6個 となります。

## 【第2問】川崎市立川崎高等学校附属中学校

**テーマ:将棋盤のマス目と規則性**

> **【問題】**
> 縦9マス、横9マスの合計81マスがある「将棋盤」を考えます。
> この将棋盤のマス目のうち、「一番外側のまわり1列」にあるマスの数は、全部で何マスありますか。

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**【答え】 32マス**

四隅(コーナー)のマスを重複せずに数える工夫を問う問題です。

* **考え方1:のりしろを引く方法**
4つの辺(1辺9マス)をそのまま足すと、四隅の4マスを2回ずつ数えてしまうことになります。
* 9マス × 4つの辺 = 36マス
* 重複している四隅の4マスを引く: 36 – 4 = 32マス

* **考え方2:四隅を最初から除く方法**
上下左右の列から、四隅を除いた「7マス」を4セット集め、最後に四隅の4マスを足します。
* (9 – 2) × 4 + 4 = 28 + 4 = 32マス

どちらの方法でも、綺麗に 32マス と導き出せます。

## 【第3問】カリタス女子中学校

**テーマ:速さと比(文章題)**

> **【問題】**
> A君とB君の2人が、周囲の長さが 1200m の池の周りを、同じ地点から同時に出発してそれぞれ一定の速さで歩きます。
> 2人が反対方向に歩くと、出発してから 8分後 にはじめて出会います。
> 2人が同じ方向に歩くと、出発してから 40分後 に、速いA君が遅いB君をちょうど1周追い抜きます。
> このとき、速いA君の歩く速さは分速何mですか。

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**【答え】 分速90m**

「旅人算」の考え方を使って解く問題です。

* **ステップ1:2人の速さの「和」を出す**
反対方向にまわって出会うということは、2人合わせて1周(1200m)歩いたということです。
* 1200m ÷ 8分 = 分速150m (2人の速さの合計)

* **ステップ2:2人の速さの「差」を出す**
同じ方向にまわって追い抜くということは、A君がB君より1周(1200m)多く歩いたということです。
* 1200m ÷ 40分 = 分速30m (2人の速さの差)

* **ステップ3:A君の速さを出す**
足すと150、引くと30になる2つの数のうち、大きい方(A君)を求めます。
* (速さの合計 + 速さの差) ÷ 2 = A君の速さ
* (150 + 30) ÷ 2 = 90

よって、A君の速さは 分速90m となります。