スマホ新法

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スマホ新法:資料

スマホ新法:記事

12月18日に全面施行される「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律」(通称:スマホ新法、またはスマホソフトウェア競争促進法)は、主に巨大IT企業(AppleやGoogleなど)の独占的な状況を是正し、競争を促すことを目的としています。
この法律の施行により、ユーザー側(消費者)として最も注意すべき点は「セキュリティと安全性」のリスク増加です。

🚨ユーザーが特に注意すべき3つの点
1.偽アプリ・マルウェアの増加リスク
何が変わるか:公式の「AppStore」や「GooglePlayストア」以外にも、新しい「代替アプリストア」やアプリの提供方法(サイドローディングなど)が認められるようになります。
注意点:公式ストアでは厳格な審査が行われていますが、代替ストアや非公式なルートでは、審査が緩かったり、不十分であったりする可能性があります。
悪意のあるアプリ(マルウェア、詐欺アプリ)が流通しやすくなるリスクが高まります。
アプリをインストールする際は、提供元が信頼できるかを必ず確認し、極力、従来からの公式ストアを利用するように心がけてください。

2.決済時の情報漏洩・被害リスク
何が変わるか:アプリ内課金において、AppleやGoogleの決済システムだけでなく、他の決済システムも利用できるようになります。
注意点:新たな決済システムは、公式のものほどセキュリティ対策や不正利用時の補償体制が確立されていない可能性があります。
外部の決済システムを利用する際は、その決済会社の信頼性や、セキュリティ基準(PCIDSSなど)への準拠を確認することが重要です。
クレジットカード情報などを入力する前に、URLが正しいか、暗号化(鍵マーク)されているかなどを確認し、利用明細は定期的にチェックする習慣をつけましょう。

3.ブラウザや検索エンジンの選択肢拡大に伴う安全性
何が変わるか:スマホのデフォルト設定(ブラウザや検索エンジンなど)を、ユーザーがより自由に選べるようになります。
注意点:標準搭載されていないマイナーなブラウザや検索エンジンは、セキュリティアップデートが遅れていたり、バグが放置されたりするリスクがあります。
極力、Chrome、Safariなど、セキュリティ体制が整っている定番のブラウザを利用するようにしましょう。
特に、パスワードやクレジットカード情報を入力する際は、信頼性の低いブラウザの使用は避けるべきです。

🛡️個人でできるセキュリティ対策
基本は公式ストアを利用する:可能な限り、AppleAppStoreまたはGooglePlayストアからアプリをインストールする。
不明な提供元からのインストールを避ける:Androidの設定で「提供元不明のアプリのインストール」を許可しない状態にしておく。
OSとアプリのアップデートを欠かさない:セキュリティパッチが適用されるため、常に最新の状態を保つ。
アプリの権限を慎重に:アプリが要求するカメラ、マイク、連絡先、位置情報などのアクセス権限が、そのアプリの機能上本当に必要かどうかを吟味する。
この法律は「競争促進」によるアプリ価格の低下や利便性の向上といったメリットをもたらす一方で、ユーザー自身が「何をインストールし、何を使うか」について、これまで以上に自己責任で判断することが求められるようになります。