「仮想(暗号)通貨」の説明会に誘われました(その1):「仮想通貨(暗号通貨)の90%は詐欺です」という話でした
きっかけ
三名の女性に、スマホとiPadについて教えて欲しいと頼まれました
その内容は購入した仮想通貨の管理の話でした
仮想通貨
日本での通り名であり、海外では主に暗号通貨(Cryptocurrency)という用語が使用されています。
ご自分の口座の開け方についての相談でしたが、そのなかで次回の「仮想通貨」のセミナーに誘われましたので行くことにしました
参加目的は、三人の方をサポートするために「仮想通貨の管理方法」について勉強して理解するためです
いろいろな意味で勉強になりました
以下、主催者の話を通じてわかったことです
90%は詐欺
冒頭のセミナー講演者の話の「仮想通貨の90%は詐欺です」について説明します
最初に以下の話がありました
- 将来は仮想通貨が主流になる
- 現金やカードを使うことが少なくなる
- 銀行の店舗やATMなどが減る
たしかにそうなると思います
そうであれば
現在、仮想通貨は2,000種類あるそうですので、主流の通貨として利用(流通)されるのはごく僅かな通貨ではないでしょうか
ならば殆どの通過は利用されないわけです
上場さえしないでしょうからビットコインのように暴騰するとかはありえないわけです
ここまで明らかですから、「仮想通貨の90%は詐欺です」という発言は事実でしょう
99%以上ではないでしょうか
怖い話です
早期の投資者が儲かる
仮想通貨において購入者を増やす方法はネットワークビジネス的なものが多いようです
ネットワークビジネスはマルチ商法とも言い「人から人を紹介し、参加者を広げる」方法です
マルチ商法=ねずみ講ではないですが、限りなく近い存在のようです
これらの特徴は、最初の段階の人が一番儲かり次第に設けは減っていき、無限ではないということです
利益を多くするためには継続して紹介者を増やしていかないといけないので、熱心に魅力的だと説明をするわけです
そこに詐欺的な話が混じってくることになります
誘われる側にとっては中途から勧誘された場合の判断が難しいように思います
こんな話
主催者から次のような話がありました
- 大阪で仮想通貨で時計が買える店がある
- そこで300万円の時計を予約した
- 自分の仮想通貨は30倍になっている
- ゆえに10万円で300円の時計が買える
すなわち290万円の儲け - 近い内に上場予定です
この話から冷静な目で分析してみると
- 通貨が増えても現金が入るわけではない
- 商品を購入して初めてお金の価値がでる
- 買いたい商品がなければ意味がない
- 仮想通貨でものを購入して転売することになると
時計の転売で300万円で売れるわけではない
「高く売れる場合もある」と苦しい言い訳を言っていました - そもそもこの方は初期の方なのですでに30倍になっている
これからの参加者は話通りにいっても3倍程度のようです - 上場はいつか?という質問がありましたが「いずれ」という話でした
やはり心配な点がありました
お金の管理の話
投資に関しては自己責任で決めることです
ここではその後のお金の管理の話をします
ほとんどの参加者は儲け話で投資をしているようです
万が一儲かった(通貨が増えた)時に、それを失わないようにしたいですよね
必要なことは
- 自分の口座にアクセスする
- 増えた通貨を使えるようにする
- 自分の通貨を失わないようにする
です
これをPCあるいはスマホで出来るようにすることになります
端末の操作はマスターできるでしょう
問題は盗難から守ってあげることになるのでしょう
そのためにしくみを理解して対応策を考えることになります
これが今後の課題です
まとめ
セミナー終了後、四名で情報交換をしました
あの会社は話通りではないとか最近は怪しいと感じるとか批判的な本音の話が聞けて大変よかったです
また新たに別の仮想通貨に入った方はそれをすすめたいようでした
今回、セミナーに参加して仮想通貨はハイリスクだということがよくわかりました
楽に儲かる話はないということでしょうか