ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」の運営会社のオージス総研(大阪市、大阪ガス子会社)から、面倒で厄介な連絡が来ました

宅ふぁいる便、480万件の個人情報流出事件

内容

ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」の一部サーバーに外部から不正アクセスがあり、約480万件の利用者による個人情報が流出したという問題です

利用者の、ログイン用のメールアドレスパスワード、居住地や勤務先の郵便番号などが漏洩したとされています

パスワードをいちいち変えることは面倒なので、同じにする(使い回す)ことが多いと思います

その場合、「宅ふぁいる便」で使っているメールアドレスとパスワードが漏れたのですから、他でログインする際のIDとパスワードが分かるので、なりすましが可能になります

場合によっては大きな被害を被る可能性が出てきます

だから、「速やかにログインパスワードを変更していただきますようお願いいたします」という連絡になったわけです

とても面倒なことですよね

厄介なことです

そのようなデータを暗号化していなかったことを非難されているようですが、もっともなことです


気になったので、Googleで「オージス総研 事件」で検索したところ下記の記事がヒットしました

大阪ガス系元部長逮捕 背任容疑で (2010/5/14付)

大阪ガス子会社で情報通信サービスを手掛けるオージス総研(大阪市西区)に在職中、架空の委託業務を発注し、同社に約4億6千万円の損害を加えたとして、大阪府警捜査2課などは13日、元公共ソリューション部長、平田敏則容疑者(46)=兵庫県宝塚市栄町3=を背任容疑で逮捕した。同課によると平田容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。
逮捕容疑は2006年12月、同社が消防情報システムを受注したように装い、取引のある通信機器会社2社に架空の委託業務を発注。外注費名目で2社に計約4億6千万円を支払い、オージス総研に損害を加えた疑い。


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